保育士実技試験の造形は、問題文の条件をすべて絵に入れ、45分で色まで塗り終える練習で対策します。課題は試験当日に示される保育の一場面で、鉛筆と色鉛筆を使って縦横19cmの枠に描きます。
練習ではタイマーを45分に合わせ、問題文を読むところから下書き・色塗りまでを通しで仕上げます。毎回違う課題で取り組めば、決まった絵を覚えるのではなく、初めて見る条件に合わせて描く力が身につきます。
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造形は当日示される条件どおりに描く試験

描く場面と、絵の中で満たす条件は、試験当日に配られる問題文で初めてわかります。
絵を描く枠は縦横19cm
解答用紙はA4判で、絵を描くのはその中にある縦横19cmの正方形の枠です。紙の種類は試験当日に示されます。
練習でもA4の紙に19cm四方の枠を書いておけば、当日と同じ広さで人物の大きさや背景の量をつかめます。(出典:全国保育士養成協議会「令和8年実技試験(前期)試験分野」/2026年10月確認)
情景・人物・色使いが見られる
造形で求められるのは、「保育の状況をイメージした造形表現(情景・人物の描写や色使いなど)」ができる力です。背景、子どもと保育士の姿、色の塗り方で、どんな保育の場面かを伝えます。
細かい採点基準や項目ごとの配点は、全国保育士養成協議会の試験分野のページには掲載されていません。実技で選ぶ2分野の組み合わせと合格ラインは、別の記事で解説しています。(出典:全国保育士養成協議会「令和8年実技試験(前期)試験分野」/2026年10月確認)
もう1つの分野の対策は、「保育士実技試験のピアノの対策」「保育士実技試験の言語の対策」で解説しています。
造形で注意したい条件の確認と時間配分
条件の描き忘れと色の塗り残しは、絵のうまさに関係なく、当日の見直しと時間配分で防げます。
問題文の条件をすべて絵に入れる
問題文に書かれた条件は、1つ残らず、見てわかる形で絵に描き入れます。試験分野のページでも、当日の問題文で設定された一場面を「条件を満たして表現すること」と定めています。
色を塗り終えたら、問題文の条件に1つずつ印を付けながら、絵の中に描かれているかを確かめます。抜けに気づいたら、空いている場所に描き足します。(出典:全国保育士養成協議会「令和8年実技試験(前期)試験分野」/2026年10月確認)
45分で色まで塗り終える
下書きは開始から20分までに終え、残りの25分で色塗りと見直しをします。
| 時間の目安 | すること |
|---|---|
| 0〜5分 | 問題文を読み、構図を決める |
| 5〜20分 | 下書きと条件の確認 |
| 20〜40分 | 色塗り |
| 40〜45分 | 条件の見直し |
※時間配分は、当サイトが提案する練習の目安です。
下書きは人物と背景の位置がわかる程度にとどめ、細かい部分は色鉛筆で描き込みます。(出典:全国保育士養成協議会「令和8年実技試験(前期)試験分野」/2026年10月確認)
45分で仕上げる練習方法
条件の読み取り、時間の記録、人物の描き方の3つを練習し、45分で仕上げる手順を身につけます。
条件に線を引いてから下書きする
練習では、問題文で指定された場所・人数・動作などに線を引いてから下書きを始めます。子どもと保育士をどこに配置し、何をしている場面にするかを決めてから描きます。
下書きができたら、線を引いた条件がすべて絵に入っているかを確かめます。
課題を自分で作り時間を計って描く
練習用の問題文は、保育の場面と条件を組み合わせて自分で作ります。全国保育士養成協議会の過去の試験問題のページに載っているのは実技の試験分野(課題の概要)だけで、当日の問題文は掲載されていません。
場面は、登園・外遊び・給食・お昼寝・季節の行事など保育所の1日から選び、子どもと保育士の人数や場所を条件として加えます。
45分を計って描き、下書きと色塗りが終わった時刻を記録します。下書きが長引いた場合は、次の練習で細部の描き込みを減らし、色塗りの時間を確保します。(出典:全国保育士養成協議会「過去の試験問題」/2026年10月確認)
子どもと保育士の描き方を決めておく
顔や体の基本の形を決め、立つ・座る・手を伸ばす姿を練習します。子どもと保育士の体の大きさに違いをつけ、同じ場面に並べて描きます。
当日は決めておいた形をもとに、表情・手足の動き・服装を問題文の場面と条件に合わせて変えます。
造形の添削がある通信講座
スタディングと四谷学院は、描いた造形の作品を講師に添削してもらえます。
※四谷学院の添削指導オプションは、各分野先着100名です。
スタディングの添削は、合格パック(55,000円)か、実技だけの実技攻略コース(添削付49,500円)で受けられます。作品は画像で送り、筆記試験の1ヵ月前から実技試験の1週間前まで提出できます。(出典:スタディング「保育士講座 実技試験対策講座とは」「保育士試験 合格パック」「保育士試験実技攻略コース」/2026年10月確認)
四谷学院の添削は、実技試験対策講座(9,800円)と同時に申し込むとセットで19,800円、受講中に追加すると16,800円です(いずれも1分野・税込)。(出典:四谷学院「実技試験対策」/2026年10月確認)
画像で送った作品を何度でも見てもらいたい人はスタディング、練習シートで人物の描き方を固めてから添削で仕上げたい人は四谷学院が向いています。
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当日の持ち物と使えない画材

試験中に机に置けるのは、鉛筆かシャープペンシル(HB〜2B)、色鉛筆、消しゴム、腕時計の4種類です。腕時計はアラーム音が鳴らず、計算機や通信の機能がないものに限られ、置時計は使えません。
色鉛筆は12〜24色程度を用意する
色を塗れるのは12〜24色程度の色鉛筆だけで、クレヨン・パス・マーカーペンは使えません。
水溶性色鉛筆は使えますが、水を塗ることはできません。摩擦熱で消える色鉛筆も使えません。
色鉛筆のケースや筆箱は机に置けます。携帯用の鉛筆削りは持ち込めますが、使うときは試験監督員の了解を得ます。受験者どうしの貸し借りはできません。(出典:全国保育士養成協議会「令和8年実技試験(前期)試験分野」/2026年10月確認)
人物のイラスト入りの文具は置けない
鉛筆・色鉛筆・消しゴム・腕時計は、人物の形をしたイラストが入ったものを机に置けません。人の姿のキャラクターが描かれた鉛筆や消しゴムは、試験の前に無地のものと入れ替えておきます。(出典:全国保育士養成協議会「令和8年実技試験(前期)試験分野」/2026年10月確認)
保育士試験の造形でよくある質問
絵が苦手な人の対策や、参考作品・見本の利用についてのよくある質問です。
まとめ|保育士実技試験の造形は条件を満たして45分で仕上げる練習で対策する
保育士実技試験の造形は、問題文の条件をすべて絵に入れ、45分で色まで塗り終える練習で対策します。下書きは20分までに終え、残りで色塗りと条件の見直しをします。
時間を計り、条件の確認から色塗りまで通して練習します。描いた作品を講師に何度でも見てもらいたい人は、造形の添削があるスタディングが向いています。
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