保育士試験は年2回あり、社会人でも働きながら次の試験で筆記と実技を1回で通過すれば、最短で1年以内の合格も狙えます。筆記は4月と10月、実技はその約2ヵ月後で、合格後は登録を申請してから約2ヵ月で保育士証が届きます。
次の試験から受けられるのは、大学・短大・対象となる2年制以上の専門学校を出た人や、1991年3月以前に高校を卒業した人などです。それ以外の人も、児童福祉施設で子どもの保護に従事した期間が、高卒なら2年以上かつ2,880時間以上(中卒なら5年以上かつ7,200時間以上)あれば受験できます。
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社会人が最短で受けられるのは次の保育士試験

社会人も、学歴や実務経験の条件を満たして期限までに申し込めば、仕事を続けながら保育士試験を受けられます。
大卒・短大卒・専門卒は1年以内も狙える
大学・短大・高等専門学校を卒業した人は、学部や学科にかかわらず受験資格があるため、1年以内の合格も狙えます。
4年制大学を中退した人も、2年以上在学して62単位以上を修得していれば受験できます。専門学校を出た人は、学校教育法に基づく専修学校かを確認します。修業年限2年以上の専門課程を卒業していれば、保育と関係のない学科でも対象です。
1991年3月以前に高校を卒業した人も、実務経験なしで受けられます。(出典:保育士試験Q&A・受験資格詳細/2026年10月確認)
高卒・中卒も実務経験で受けられる
学歴の条件を満たしていない高卒の人は、児童福祉施設で子どもの保護に従事した経験が、申請時点で2年以上かつ2,880時間以上あれば受験できます。中卒の人は、同じ業務で5年以上かつ7,200時間以上が条件です。
保育所などですでに働いている高卒の人は、2年に届く前に受けられる見込み受験もあります。申請時点で9ヵ月以上かつ約1,080時間以上働いていることなどが条件です。
認可外保育施設などで働いた期間を使う場合と見込み受験は、申請の前に都道府県の知事認定が必要です。勤務先ごとの扱いや見込み受験の詳しい条件は、保育士の受験資格がない人が受験する方法で解説しています。(出典:受験資格詳細・保育士試験Q&A・受験資格認定(知事認定)の申請方法/2026年10月確認)
働きながら最短で取るスケジュール

最短の流れは、受験申請・筆記・実技・登録の4段階です。2027年の試験日は次のとおりです。
| 日程 | 2027年前期 | 2027年後期 |
|---|---|---|
| 申請期間の案内 | 2026年12月下旬に公開予定 | 2027年6月下旬に公開予定 |
| 筆記試験 | 4月17日・18日 | 10月23日・24日 |
| 実技試験 | 6月27日 | 12月12日 |
※2026年の申請期間は、前期が1月8日〜28日、後期が7月3日〜23日でした。(出典:保育士試験を受ける方へ/2026年10月確認)
受験申請は筆記の約3ヵ月前が締切
2026年は、申請の締切が筆記試験の約3ヵ月前で、受付期間は約3週間でした。申し込みはオンラインで、マイページから行います。(出典:保育士試験を受ける方へ・令和8年後期受験案内(オンライン申請者用)/2026年10月確認)
実技は筆記に全科目合格してから受ける
実技試験は、筆記の全科目に合格してから受けます。前期でそろえば、同じ回の6月に進めます。
実技は音楽・造形・言語の3分野から2つを選び、幼稚園教諭免許を持つ人などは免除されます。どの2分野を選ぶかは、保育士試験の実技のおすすめの組み合わせと選び方で解説しています。(出典:試験日程・科目(前期)・保育士試験Q&A/2026年10月確認)
保育士証が届くまで約2ヵ月かかる
試験に合格したら、都道府県の保育士登録を申請します。保育士として働けるのは、登録が済んでからです。
登録の手続きには、申請書類の受付から約2ヵ月かかります。愛知県は、書類の不備や受付の時期・状況によってはさらに時間がかかると案内しています。(出典:保育士の登録について・愛知県「保育士登録」/2026年10月確認)
1回で受からなくても合格科目は3年間使える
筆記で受かった科目は、その年を含めて3年間有効です。たとえば2027年に受かった科目は、2028年と2029年の試験で免除されます。
科目は選んで受験できるため、仕事が忙しい人は前期と後期に分けて進められます。同じ年の前期と後期で筆記の9科目がそろえば、後期の12月に実技まで進めます。
前期と後期に科目を分ける場合も、教育原理と社会的養護は同じ回にまとめて受けます。両方とも6割以上を取って、はじめて合格になるためです。片方だけ6割に届かなかったときに次の回で何を受け直すかは、教育原理と社会的養護の合格条件と受け直し方で解説しています。
実技で不合格になっても、筆記の全科目合格が有効なうちは、実技だけを受け直せます。(出典:保育士試験Q&A・試験日程・科目(前期)/2026年10月確認)
次の試験に向けて独学か講座かを選ぶ
自分で教材を選んで計画を立てられる人は独学、質問や添削を使いたい人は通信講座で学びます。
独学なら講座の受講料はかからず、仕事の予定に合わせて勉強を進められます。教材の選び方や学習の手順は、保育士資格を独学で取る方法で解説しています。
講座の標準学習期間は6〜12ヵ月と幅があるため、次の筆記までに終えられるかを申し込む前に確認します。受講期限と、質問・添削を使える期間もあわせて見ておきます。
受講料・教材・サポートの違いは、保育士通信講座のおすすめ5社の比較でまとめています。
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社会人が保育士資格を取るときによくある質問
年齢・学校での学び方・試験の免除について答えます。
まとめ|社会人も働きながら保育士試験で最短1年以内の合格を狙える
受験資格がある社会人は、働きながら次の保育士試験で筆記と実技を1回で通過すれば、最短1年以内の合格も狙えます。
大学・短大・対象となる2年制以上の専門学校を出た人や、1991年3月以前に高校を卒業した人などは、実務経験なしで受けられます。学歴の条件を満たさない人は、必要な実務経験を積んでから申し込みます。
1回で全科目がそろわなくても、受かった科目はその年を含めて3年間有効です。合格後に登録を申請してから、保育士証が届くまで約2ヵ月かかります。
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